興動館科目「戦略MG（マネジメントゲーム）」をご紹介します。

　興動館科目は「元気力」「企画力」「行動力」「共生力」という「人間力」を構成する4つのフィールドに多様な科目が配置されており、学生は問題意識や関心に応じて自由に科目を履修することができます。授業では、「グループワーク」や「発表」「フィールドワーク」などを重視しており、学生たちはそれぞれのフィールドが掲げている達成目標を意識しながら学習をすることで、実社会で必要な「人間力」を身につけていきます。

　授業は、行動力フィールド※に分類されています。
　「戦略ＭＧ（マネジメントゲーム）」とは履修者一人ひとりが起業し、会社を経営している設定で、雇用や仕入れ、製造、販売の意思決定を行いながら経営感覚を養う、経営疑似体験ゲームです。また、決算報告書を作成し、利益を上げるための会計の活用方法も身につけていきます。

　ゲームを終えた学生たちからは「このゲームをうまく進めるためには、グループ内で人間関係をつくることが大切です。ゲームでも苦戦しているので、現実は大変なのだなと思います」「この授業は『コミュニケーション力』の向上の場になっていると思います」などの声がありました。

　担当の松浦 久幸非常勤講師に、この授業の魅力についてお聞きしたところ「戦略ＭＧ（マネジメントゲーム）では、経営のノウハウはもちろん、ゲームを進める中で関わる人たちをどう巻き込んでいくのかというのを学生たちには持ち帰ってほしい。こういった力を身につけることができる授業だと思っています」とお話しいただきました。

　実社会で活躍するための「人間力」を高めたい皆さん、ぜひ履修してみてください。