広島ハワイ文化交流プロジェクトが現地での活動を終えて無事帰国しました。

9/11/2023
学生の活動 興動館

興動館プロジェクトの1つである広島ハワイ文化交流プロジェクトが、8月30日(水)から9月10日(日)までの間、ハワイ州ハワイ島およびオアフ島で活動を終え、無事帰国いたしました。

広島ハワイ文化交流プロジェクトは、広島とハワイの間で築かれた移民の歴史が両地域の若者たちから薄れつつあることに着目し、厳しい時代を力強く生き抜いた先人たちの歴史を伝え、再認識し、双方の若者たちが積極的に海外へ飛び出していくための一助となることを目的に活動を行っています。

現地では、これまでつながりのあるハワイ島のコナワイナ中学校、ヒロ高校、ワイアケア高校の日本語クラスで広島とハワイのつながりやハワイの日系人の歴史を伝えるプレゼンテーションをしました。また、広島県にルーツを持つ日系人の方が設立した「コナ広島県人会」を再訪し、日系人がどのように厳しい時代を乗り越えてきたかなど、ハワイの日系人の歴史について貴重なお話を伺いました。

今回の渡航では、新たな学校とつながりを作ることを目的に、ハワイ島のケアラヘア高校とオアフ島のハワイ大学マノア校を初めて訪問しました。ケアラヘア高校の日本語クラスでは、広島の食や観光地などをクイズ形式で伝え、生徒たちに広島の魅力を発信しました。会の終盤には、プロジェクトの事業のひとつである広島へのスタディツアーを説明し、海外へ飛び出すためのきっかけを作りました。ハワイ大学では、キャンパスツアーや授業に参加させていただき、現地大学生と交流を行いました。

今回の成果は、新たな学校とつながりができ、海外へ飛び出すためのきっかけを作ることができたことです。ケアラヘア高校では、生徒から「スタディーツアーで広島に行ってみたい」との声をいただきました。また、担当教員から「今回のみなさんの訪問はとても新しい体験でした。また来年もぜひ来てください」というお言葉をいただき、次回の訪問につなげることができました。

今後の広島ハワイ文化交流プロジェクトの活動にご期待ください。

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