カンボジア国際交流プロジェクトが現地での活動を終えて帰国しました。

9/16/2023
学生の活動 興動館

 カンボジア国際交流プロジェクトが、9月4日(月)から9月14日(木)まで、カンボジアのプノンペンやコンポントム、シェムリアップなどで行った活動を終え、帰国しました。

 カンボジア国際交流プロジェクトは、教育支援活動を通じて、カンボジアの子どもたちが夢や希望、自国をより良くしていくための志を持つ、その一助となることを目指して活動しています。

 今回の渡航では、各地の小学校で、本プロジェクトが制作中の第二版副読本『AOGIRI』を使用した広島の戦後復興プロセスを題材にした授業を行い、子ども達の理解度調査を行いました。その結果、実施したアンケートには、教員、生徒ともに副読本や授業の内容が分かりやすくなったと回答があり、前回の渡航と比較して教材の改善が実感できました。また、衛生教育としてゴミ問題に関する授業や情報収集も各小学校で同時に行ったほか、教員養成学校を訪問し、ゴミ問題について学生たちと意見交換を行いました。その結果、ゴミ問題に関する教育体制が整っていない地域が多いこと、ゴミ問題に関する授業内容をさらに分かりやすいものに修正していく必要があること、現地教員向けの教材を作成する必要があることなどがわかりました。
そして、訪問したすべての小学校に、広島南ロータリークラブから協賛いただいている文房具などの寄付物品をお渡ししました。

 さらに、これらの活動を共に行っていくカウンターパートである、姉妹校パニアッサストラ大学の学生・教職員と親交を深めるイベント「サクラフェスティバル」を来年度2年ぶりに開催するため、パニアッサストラ大学の学生たちと会議を行い、イベント開催に向けて新たな学生団体を立ち上げてもらう運びとなりました。


 今後もカンボジア国際交流プロジェクトの活躍にご期待ください。

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