インドネシア国際貢献プロジェクトが現地での活動を終えて無事帰国しました。

9/14/2023
学生の活動 興動館

興動館プロジェクトの1つであるインドネシア国際貢献プロジェクトが、8月30日(水)から9月13日(水)までジャカルタ・ジョグジャカルタ特別州での活動を終え、無事帰国しました。

インドネシア国際貢献プロジェクトは、フェアトレード活動を通じてインドネシア農村部の生活水準向上を目指して活動しています。現在は、現地の協力企業や姉妹校の学生たちと連携し、伝統的な布を使ったオリジナル商品の開発や技術支援、販売活動を展開することで、伝統工芸品を生かした新しいビジネスモデルの確立を目指しています。

今回の渡航では、活動地の村を訪れて課題に感じていることのヒアリングや、若者を対象とした伝統的な布に対する意識調査を行いました。その他にも、本プロジェクトが開発・販売しているオリジナル商品について、活動地の村や協力企業から商品を受け取ったり、姉妹校のガジャマダ大学構内で学生を対象としたオリジナル商品の販売や本プロジェクトの活動についての広報や、文化交流会を行いました。最後に、ガジャマダ大学において、今回の渡航活動での成果を報告し、学生同士の連携をより深めました。

この渡航の成果として、若者の伝統的な布に対する意識が低いという課題を確認できました。加えて、支援先の村が作るオリジナル商品について、今までは現地協力企業が原材料を調達し、支援先の村に制作を依頼していましたが、今回から、支援先の村だけで材料の調達から商品製作まで行えることが確認できた為、本プロジェクトからの商品の発注を支援先の村に直接行えるようになりました。
次回の渡航では、小学校での伝統的な布に対する教育の状況をヒアリングしたり、子ども達に布の伝統を伝える授業の実施などを検討していきます。また、現在も行っているオリジナル商品の販売支援をより促進します。

今後のインドネシア国際貢献プロジェクトの活躍にご期待ください。

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