インドネシア国際貢献プロジェクトが春渡航活動報告会を開催しました。

5/13/2023
学生の活動 興動館

5月11日(木)、興動館においてインドネシア国際貢献プロジェクトが「春渡航活動報告会」を開催しました。

インドネシア国際貢献プロジェクトは、フェアトレード活動を通じてインドネシア農村部の生活水準向上を目指して活動しています。現在は、現地の協力企業や姉妹校の学生たちと連携し、伝統的な布を使ったオリジナル商品の開発や技術支援、販売活動を展開することで、伝統工芸品を生かした新しいビジネスモデルの確立を目指しています。

この報告会は、当プロジェクトが2月14日(火)から2月21日(火)の期間にインドネシアで実施した現地活動について、学内外の関係者へ報告することを目的として実施されました。

当日は、インドネシアおよび当プロジェクトの概要説明が行われた後、活動地の村において経済状況や商品販売などの課題に感じていることをヒアリングした調査活動の結果や、「営業部署」「企画部署」「広報部署」の3部署の活動報告が行われました。
調査活動では、ヒアリングしたことに加えインドネシアの統計情報も含めた報告が行われました。営業部署は、現地での販売活動で行った工夫やそれによる売り上げの報告を行い、企画部署は現地の協力企業と新商品のアイデアや販売価格に含まれる原価の割合などの打ち合わせを行ったことなどを報告しました。広報部署は、活動地の様子が分かるプロモーションビデオを作るための素材集めなどの報告を行いました。
最後にまとめとして、春渡航の全体の成果について、プロジェクトリーダーより報告がありました。

すべての報告が終了した後、ご来場いただいた公益社団法人 青年海外協力協会(JOCA)の羽熊様から「海外貢献活動は、あくまで現地の人が主役であり、サポートをすることが大切になります。現地の人の困っていることを聞いた上で、一緒に解決していこうとするプロジェクトの活動はすばらしいと思います。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で渡航できない期間があったことから、これを新たなスタートだと思って引き続きもっとがんばってもらいたいです。」という応援のメッセージをいただきました。

プロジェクトリーダーの竹村奏人さん(経営学科3年)は「3年ぶりに実施した渡航活動について、多くの方々の前で報告ができて良かったです。今回の渡航で得た課題とご来場いただいた方々のご意見を踏まえて、次回の渡航はより成果のあるものにします。」と話してくれました。

今後ともインドネシア国際貢献プロジェクトの活躍にご期待ください。

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