「実業界出身教員」による活きた授業

実社会での経験に基づいた授業により、専門的な理論が社会で機能する仕組みを理解します。

Financial World:考える力が、クリエイティブな未来を創っていく。

私が30 年間金融業界に携わってきた経験から言えることは、金融の仕事は社会的意義が大きいということ。授業では、自分を取り巻く社会や他人の考えに「興味を持つ」こと、そして自分なりに「考える」ことに重点を置いています。なぜなら、時代に合った経済社会の「あるべき姿」は、学生たちが模索し創っていくものと考えるからです。学生には、どのようなテーマでも構わないから、まず自分の考えをぶつけて欲しい。そこから「自分で考える」クリエイティブな未来が始まるのです。

福居 信幸 教授 ●プロフィール/1979年3月東京大学経済学部経済学科卒業。(株)東京銀行(現(株)三菱東京UFJ銀行)入行後、大蔵省(現財務省)に出向し経済調査を担当。30年間の銀行勤務では、主に融資業務や外国為替業務に従事。ニューヨーク、ロンドン、香港の支店勤務を経て、(財)国際通貨研究所開発経済調査部長として国際金融研究に携わる。キャリアの中で培った「生きた知識と思考法」を若い世代に教えることで社会貢献したいと、2009年、広島経済大学経済学部教授に就任。妻とともに広島に移り住む。京都府出身。
主な担当授業科目 ●経済入門 ●国際経済基礎 ●グローバル金融市場論 ●金融論I ●国際金融論特論 ●資本市場の役割と証券投資 ほか

Sports Business World:スポーツでまちづくり、ひとづくり。

日本初のプロサッカーリーグ創設からクラブの運営・経営に携わり、地域に根差したスポーツクラブづくりに取り組んできました。浦和レッズを立ち上げ、サポーターと共にまちを元気にし、14 年目に悲願のJリーグ初優勝を果たしたことは忘れられません。そして、今、スポーツの持つ潜在的なパワーを理解し、スポーツを通じた「まちづくり・ひとづくり」を進められる人材の輩出を目指しています。これまでの経験を活かし、ケーススタディを取り入れたプログラムを実施します。

藤口 光紀 教授

●プロフィール/慶應義塾大学在学中に日本代表に選出され、卒業後の1974年、三菱重工(株)に入社、日本サッカーリーグで活躍。日本代表として国際Aマッチ26試合出場の後、82年に現役引退。慶應義塾大学ソッカー部※監督、浦和レッドダイヤモンズ事業広報部長、Jリーグ事務局次長、日本サッカー協会技術委員等を歴任し、2006年浦和レッドダイヤモンズ代表に。09年退任の後、11年より広島経済大学スポーツ経営学科教授として赴任、現在にいたる。群馬県出身。

※慶應義塾大学のサッカークラブは、「SOCCER」の発音から「ソッカー部」と命名され、現在でもこの名称を用いています。

主な担当授業科目 ●スポーツビジネス演習Ⅰ・Ⅱ ほか

実業界出身教員の主な前職

製造業 (株)栗本鐵工所、サントリーホールディングス(株)、パナソニック(株)、マツダ(株)
新聞業 (株)中国新聞社
放送業 (株)広島ホームテレビ、テレビ山口(株)
銀行業

(株)三井住友銀行、
(株)三菱UFJ銀行

広告業 (株)電通、(株)博報堂
演芸・スポーツ等興行団 浦和レッドダイヤモンズ(株)、(公財)日本サッカー協会、(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
学術団体 一般財団法人ひろぎん経済研究所
卸売業 三井物産(株)

ほか

実務経験のある教員等による授業科目

「産学連携」による共同企画開発