藤原ゼミが「広島広域都市協議会」で1年間の活動成果を報告しました。

3/15/2024
社会・地域 教育・研究 学生の活動

藤原久嗣ゼミ(経営学部経営学科)の学生が、2月9日(金)に開催された「広島広域都市協議会」において、広島広域都市圏28市町の首長と事業担当者の前で1年間の活動成果を報告しました。本ゼミは広島市による「広島広域都市圏地域貢献人材育成支援事業」に2件採択され、市町や地域住民、企業、団体等と連携し、地域課題の解決に向けて取り組みました。

テーマ(1):デジタルデバイト対策を通じた高齢者と若者の交流機会の促進

デジタル活用に不安のある高齢者に対し、高齢者対象スマホ講座を開催。学生が作成したテキストを使用し、基本操作から詳しい使い方まで説明しました。若者と高齢者の交流機会の促進も狙い、DX推進に向けた新しい施策を提案しました。

テーマ(2):地域ブランド商品の開発による観光地の賑わいづくり

広島県山県郡安芸太田町および島根県邑智郡美郷町と協力し、特産物を活かした地域ブランド商品として「クラフトビール」を共同開発。学生が材料の収穫から、製造、広報デザイン、販売実習まで携わり、地域活性化への新しい関わり方を実践しました。

出席者の方からは、「両町の橋渡しを広島経済大学が担っていただき、『またたび』という食材を発掘して町を活性化していただき感謝しています」「デジタルデバイドの課題は行政が抱える大きな課題でもあり、ぜひスマホ講座を本町でも開催して欲しい」などの嬉しい言葉をいただきました。

藤原久嗣教授は、「学術・実務双方向の視点から社会課題にチャレンジしてきました。産官学の連携により、様々な実社会の方の協力を頂いて取り組んだことは、多くの学びがあったかと思います」と1年間の活動を振り返りました。

なお、この報告会の様子は、次のメディアに掲載されました。

  • 經濟レポート:令和6年2月27日号16面

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