地域経済研究所が「お好み焼き業界におけるコロナ禍、物価高等の影響に関する実態調査(2022年8月度)速報」を公開しました。

9/30/2022
社会・地域 教育・研究

広島経済大学地域経済研究所(所長 細井謙一教授)では、「2022年8月度 お好み焼き業界におけるコロナ禍、物価高等の影響に関する実態調査」を実施し、この度、調査結果速報を公開しました。調査にご協力いただいたお好み焼き店の皆様、誠にありがとうございました。

この調査は、長引くコロナ禍に加え、物価高騰などの影響を受けていると考えられる、お好み焼き業界の実態を知ることを目的に実施されたものです。特に、お好み焼き店のコロナ禍前と比べた業績の変化、売り上げ構成の変化、値上げ実施状況などに着目して調査を行いました。
広島県のお好み焼き店においては、売上がコロナ禍前の2019年8月と比べて約8割まで回復しているものの、費用がそれを上回る伸びを示しており苦しい状況が続いていることが分かりました。また、この1年間で、肉玉そばなどレギュラーのお好み焼きの価格は、平均で681円だったものが、2022年8月時点で708円まで値上がりしていることなどが分かりました。

この速報は、出来るだけ早期に調査結果を公表するために、単純集計を中心とした結果を公開しています。高業績店と低業績店の差、業績変化の原因、値上げの影響などの分析は、後日確報※として10月下旬の公表を予定しております。

※確報では、9月15日の回答締切以降に届いた回答も含めて集計を行います。

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