メディアビジネス学部の学生が、祇園公民館「はつらつ大学」で講義しました。

12/1/2021
教育・研究 学生の活動

11月22日(月)、本学メディアビジネス学部の学生が、65歳以上の方を対象に祇園公民館が定期的に開催している「はつらつ大学」に招待され、「ヒロシマを学び明日へつなぐ ~ドキュメンタリー制作への思い」と題して講義しました。

講師として依頼を受けたのは、今年「黒い雨」をテーマにドキュメンタリーを制作した、メディアビジネス学部メディアビジネス学科の3年生(西野真李花さん、梶岡尚大さん)。

本講義では、実際に制作した映像作品を上映した後、制作のきっかけや約8ヵ月間の制作を通して得た学び、感じた苦労など、学生自身の言葉で語りました。

西野さんは「社会の課題にアプローチできるのはメディアなのではないかと思い、制作に取り組みました。この問題は広島だけの話ではなく、長崎や福島にも通ずる話で、過去ではなく、現在や未来にも続く問題です。この作品を通して少しでも訴えることができたのではないかと思います。」と想いを語りました。

梶岡さんは「この作品を通して、戦争や被爆を遠くに感じている若い世代と一緒に考え、継承していきたい。話せる人や体験した人の記憶があるうちに、継承できる最後の世代だと思うから」と強い想いで締めくくりました。

この作品は、東京ビデオフェスティバル2022にもエントリーしています。
全編視聴可能ですので、ぜひご覧ください。

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