2020年SD研修会(グローバル)を実施しました。

7/8/2020
教育・研究 国際交流

今年の第1回SD研修会(グローバル)は、各部署の「係長」を対象に2020年6月26日に明徳館7階で午後2時から4時に実施しました。

2020年、コロナウィルス感染拡大により従来と異なる教育環境に直面し、高等教育は新しい局面を迎えたように感じます。皮肉にもグロバリゼーション(人とモノの経済交流・国際交流)によって世界中にコロナウィルス感染は拡大して、世界各地が未曾有の危機事態に陥っています。コロナ渦の終息時期は見えず、今後の授業がすべてデジタル化に移行している中、国際教育交流も変わっていくのでしょうか。たとえば、ヨーロッパからの学生が日本を渡航先として選んだ場合、留学生は日本の誇る和食を口にし、新幹線、電車など公共交通機関を利用すれば、時間の正確さを体で感じるでしょう。書店で多くの漫画やアニメを目にし、富士山に登れば澄んだ空気を吸うこと、さらには帰国する前に不運にも大学宿舎で地震を経験することもオンライン授業では経験できないことです。国際教育交流の進め方として、学生が実際にその国に渡航することは今後も変わらないと考えています。
研修会では、大学の国際化と広島県との関わり合いを踏まえながら、今後の大学における取組について議論しました。はじめに参加者全員による全体会議を行い、続いて、2つのグループに分かれてもらいました。研修会の事前アンケートで「もしもあなたが海外に住んでいる留学生ならば、日本のどの都市を選びますか」と尋ねたところ、京都と東京が一番に挙がりました。文化や伝統のイメージの強い京都、そして豊富な情報や最新のトレンド、多くの研究施設のある東京です。そのような中で、広島経済大学を留学生に魅力的な教育機関としてみてもらうためにはどのようにすべきかについて、グループごとにアクションプランを考えてもらいました。

留学生受入の促進に「つながる」アクションプランの1つは、広報に関係するアイデアです。最近の受験傾向として県外からの受験希望生が多いので、どのようなルート及び情報で受験したのかに焦点を当て協議しました。その結果、出身国の学生間のSNS情報交換により、全国各地の日本語学校に在籍している学生に広島経済大学の情報が届いていることが分かりました。大学内にはその出身国の「コミュニティ」ができており、学内では先輩が後輩を助け、外部への情報発信によって県外在住の出身国の学生に受験を促しています。このルート及び情報発信を戦略的に活用して留学生受入促進に「つなげる」ことはできないか、という発想に基づくアクションプランを発表しました。

もう1つは、リクルーティングに関係するアイデアです。日本語教育を重視している国にリクルーティングを絞り込み、その国の学生が留学において求める魅力的要素[キャンパスの国際化(campus)、授業料・奨学金(cost)、人気学科の提供(curriculum)、手厚い総合支援(care)、文化(culture)]と考えるものを整備すること。そして実際に学生にこれらの情報を提供すれば、留学生受入促進に「つながる」のではという発表でした。これらのアイデアは時間をかけ念入りに検討し、今後の国際教育交流推進プランに導入していきたいと考えています。