令和元年度学位記授与式を挙行しました。

3/18/2020
行事

3月16日、上野学園ホールにおいて、令和元年度学位記授与式を挙行し、学部卒業生581人、大学院修了生11人が新たな一歩を踏み出しました。
新型コロナウイルスの感染拡大状況に鑑み、多くの大学が中止を発表するなか、本学でも直前まで開催の有無の検討を続けてきましたが、学位記授与式が学生にとって一生の思い出となるかけがえのないものであることを踏まえ、何とか実施したいとの思いから、出席者を卒業生と教職員のみとし、次第内容を変更・簡素化することで規模を縮小、時間を短縮し、十分な感染予防を徹底したうえでの実施に踏み切りました。

来賓・保護者の参列はご遠慮いただき、壇上の教職員も全員マスク姿で参列

この決断は、「Be student-oriented (すべては学生のために)」という本学教職員の行動指針に基づき、何が学生にとってベストであるかを考え抜いた末に、実施するために為すべきことを洗い出して、一つずつ解決していった結果です。

感染予防としては、会場である上野学園ホール(広島市中区)が1時間で館内の全ての空気が入れ替わる優れた空気清浄機能を有していることを確認したうえで、会場内では間隔をあけて着席。マスクの着用を義務化、私語は厳禁としました。国家斉唱も声を出さずマスクのまま謹聴とし、大学歌も清聴としました。入場時にはアルコール消毒を徹底しました。

時間短縮のため、学位記を壇上で小谷幸生学長から授与される学部・大学院の代表を5人に絞り、在学生の送辞をやめて答辞の代わりに代表卒業生からの「旅立ちの言葉」としました。

式辞を述べる小谷幸生学長
卒業生を代表して旅立ちの言葉を述べる薮井歩美さん(経営学科)

式典後、出口では各学科主任から学位記がそれぞれ手渡されました。また、卒業式の中止が相次ぐなか生花の販売が落ち込んでいる現状を憂い、地域活性化への貢献を考えた石田恒夫理事長の計らいで、卒業生の門出の祝いに一人ずつバラの花が贈られました。

例年とは少し異なる様相とはなりましたが、厳かな雰囲気のなかで終了した学位記授与式。
会場の外に出た卒業生たちの顔には、充実した4年間を感じさせる満面の笑顔があふれていました。感染防止の観点から会場外であっても長居をさせることはできませんでしたが、短い間にも学友や恩師と喜びを分かち合う姿に、中止とせず挙行してよかったと心から思いました。

学位記授与式後の謝恩会(学友会主催)は中止となりましたが、新型コロナウイルス感染拡大という世界中を暗い雰囲気が覆っている時勢にありながら、久しぶりに明るく希望に満ちた式典となりました。

卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。今後のみなさんのご活躍を心からお祈りしています。