平成29年度 ひろしまカレッジ
本年度のテーマは「名言・名場面の舞台裏」です。〈男と女〉、〈乱世〉、〈昔話〉の3つの切り口で、古代から江戸時代までの文学作品を考察します。
名言・名場面は長い年月、私たちの心をとらえてきました。と同時に、多くの謎を残しています。「名言・名場面の舞台裏」で一体何が起こっていたのか。さまざまな史実や物語を紹介して考察しますので、いっしょに考えていきましょう。
14回実施する講義(学生対象)の中で、11月9日(木)~12月7日(木)の5回分(乱世)をひろしまカレッジの講座として公開します。
講座概要
日程 | テーマ・講義内容 |
---|---|
第1回 11月9日(木) |
【テーマ】「敵に塩を送る」 ~上杉謙信、義のヒーローの誕生~ 【講義内容】「戦略的意図」から「義のヒーロー」に解釈が変わったのはなぜか。 |
第2回 11月16日(木) |
【テーマ】「浜松を引くほどならば、我、武夫の道をやめんものを」 ~徳川家康、若き日の覚悟~ 【講義内容】「狸親父」以前の家康のイメージはいかなるものか。 |
第3回 11月23日(木) |
【テーマ】「吾が敵は本能寺にあり」 ~明智光秀、主殺しの下剋上~ 【講義内容】「本能寺の変」の物語はどのように作られていったのか。 |
第4回 11月30日(木) |
【テーマ】「三本の訓」とその後 ~毛利家、一族の結束と確執~ 【講義内容】元就の訓えは守られたのか。 |
第5回 12月7日(木) |
【テーマ】「行き過ぎたりや二十三」 ~大鳥一兵衛、下剋上の根を断たれた傾奇者~ 【講義内容】傾奇者はいかに消えていったのか。 |
講師
長谷川 泰志(はせがわ やすし) 経済学部 教養教育部 教授
時間
13:00~14:30(3時限目)
会場
〒731-0192 広島市安佐南区祇園5丁目37-1
広島経済大学 1号館 133教室
受講料
無料
定員
30名
対象者
社会人