明徳館とは明徳館

ここで感じるすべてが、君を知的興奮の世界へいざなう

アカデミック・コモンズ「明徳館」は、広島経済大学開学50周年記念事業として建設され、2016年12月11日に竣工しました。
正門横に堂々とそびえる10階建ての学び舎は、そこからの眺望も素晴らしく、広島の街を一望しながら学べる環境で、次代の社会をリードする人材となるべく研鑽を積む学生にとって最高の場といえるでしょう。
「明徳館」には、従来の一方的な講義形式とは違う、新しい学びを可能にするための多くの仕掛けがあります。あらゆる形式のグループワークやディスカッションに対応できる可動式の机や椅子、本格的なプレゼンテーションを可能にする円形のコート。能動的に学び、仲間との対話を通じて自己を磨き、豊かな表現力と創造性を身につけ、「ここから世界へ」羽ばたいてほしい。その夢をのせて、「明徳館」の歴史が始まります。

明徳館風景1

「明徳館」の由来

「明徳館」の名は、本学の立学の方針である「大学の道は明徳を明らかにするにあり」に由来します。これは中国古典、四書のひとつ「大学」の中の一文です。「明徳」とは、天から受けた霊妙な徳性、人間が本来持っている「曇りのない本性」を意味します。本学は学生一人ひとりが学問研究を通じて本来持っている明徳すなわち、「曇りない本性」を磨き、前途有為な人間として自己を確立することを理念としています。これを実現すべく、本学は質の高い教育はもちろんのこと、学生がのびのびと学べる施設の整備に力を注いできました。

明徳館風景2

「明徳館」で完成する広島経済大学の教育システム

知識を深める「図書館」、実践によって人間力を磨く「興動館」、そして、主体的に学ぶ意欲と表現力を高めるアカデミック・コモンズ「明徳館」。
本学の人材育成目標である「興動人」に必要な3つの力を養成する3つの施設がここに揃いました。こうした環境が整ったことにより、授業の課題から社会問題まで広く仲間と議論し、成果を発表する機会が増えることでしょう。この積み重ねが、コミュニケーション能力や問題解決能力、プレゼンテーション能力、創造力の鍛錬につながります。学生がこの恵まれた環境を十分に活用し、成長することを期待しています。