興動人Voice 「ゼロから立ち上げる」興動人

経済の知識と資格取得を通じて、 金融業界に進みたいという目標が明確に

安保拓海

田村さん1

想像以上に幅広かったスポーツビジネスの世界

もともと国公立大学志望だったのですが、スポーツ関連の仕事をしてみたいと考えていたこともあり、私立大学の中で広島経済大学にスポーツ経営学科という面白そうな学科があるなというのが興味を持ったきっかけでした。
スポーツ経営学科では、本当に多くの学びと経験の場がありました。経済学の基本を学びながら、スポーツビジネスの世界を様々な方面から学ぶことができました。スポーツ関連のイベントのサポートや運営業務の一部に携わるなど、学んだことを実践する場も多かったです。自分が思っていた「スポーツ関連」という範囲が如何に表面的で浅いものであったかを知ることができたのも、この学科を選んだお陰だと思っています。

田村さん2

スポーツツーリズムとの出会い

2年次の「スポーツビジネス視察Ⅰ(国内編)」という授業で、東京のスポーツ関連施設や企業を見学した際に、「スポーツツーリズム」という言葉に初めて出会いました。これはスポーツと旅行を融合させて新たな旅行スタイルを展開するという考え方で、「スポーツツーリズム」に特化した事業展開をしている旅行会社や、専門部署もあることを知りました。こんなスポーツへの関わり方もあるのかと衝撃的で、旅行も好きだったこともあり旅行業界に興味を持ちました。それからは、スポーツツーリズムをキーワードに、旅行会社の企業研修やスポーツイベントの運営に積極的に参加するようになりました。
例えば、JR西日本(西日本旅客鉄道株式会社)と本学若旅促進プロジェクトとの共同企画で、宮崎県でのスポーツツーリズムを提案する旅行プラン作成のお手伝いをしました。ロッククライミングやカヌーなどを自分で実際に体験し、プランに取り入れていったのは貴重な経験になりました。

田村さん3

スポーツを「支える」ことでスポーツが生み出す感動を実感

特に印象に残っているのが、ハワイに2週間滞在して、ホノルルマラソンに参加する選手のサポートをしたことです。「スポーツビジネス演習」という講義の中から選んだ研修で、株式会社日本旅行での研修でした。
昨年冬に横浜で開催されたFIFAクラブワールドカップ運営の補助をした経験も忘れられません。
どちらもスポーツが生み出す感動に触れることができ、スポーツの現場で働くことのやりがいや、苦悩、そしてスポーツが生み出す独特の一体感などを学ぶことができました。
私が所属するゼミの濱口先生(元株式会社電通)は、2002年FIFAワールドカップ日韓共同開催の立役者でもあり、スポーツを「支える」大切さや喜びを教えてくださった偉大な恩師です。

田村さん4

この大学で見つけた夢を実現

スポーツツーリズムを通して、スポーツの感動で日本を元気にしたい。それがこの大学で見つけた無限の可能性を秘めた「スポーツ関連」という将来の選択肢でした。
私は、この大学でスポーツツーリズムという考えに出会い、夢を見つけることができ、様々な大学の方のサポートのお陰で第一志望だった株式会社JTB中国四国から内定をいただくことができました。
夢を見つける機会、目標に近づけるチャンスがここにはあります。夢のチカラは無限大です。皆さんも夢を見つけられるよう、常にアンテナを張って多くのチャレンジをしてほしいと思います。
(2018年1月取材当時)

他の学生の声を読む