「知の系譜」文庫

Rare Books Collection “A GENEALOGY OF KNOWLEDGE”

概要

「知の系譜」文庫は、15世紀に発明された活版印刷術によって、人類の発展に寄与した名著のコレクションです。
中世のヨーロッパでは、書物はもっぱら修道院の僧によって書写されていました。そのため印刷技術が発明される前は、人類の叡智は口伝か手書きの書物によって細々と伝えられてきました。しかし、15世紀中頃にグーテンベルクが活版印刷術を発明してからは、人間の知恵や思想、技術などが、印刷された書物として一度に大量に広まるようになります。この発明によって人類の知識や技術は飛躍的に向上しました。活版印刷術は、やがて18世紀に始まる産業革命の導火線の役割を果たしたとも言われ、火薬、羅針盤と並んで中世の三大発明の一つとされています。
広島経済大学では、印刷技術によって西洋文明の発展を導き、人類の進歩に貢献した名著と呼ばれる書物を収集し、「知の系譜」文庫と名付けました。

「知の系譜」文庫図録 Catalogue of “A Genealogy of Knowledge”

本学「知の系譜」文庫に収蔵されている稀覯書の目録です。2009年刊行。
表紙をクリック(タップ)するとデジタルパンフで内容を閲覧することができます。

「知の系譜」文庫図録(自然科学編)
「知の系譜」文庫図録(人文・社会科学編)
「知の系譜」文庫図録(商学・経済学編)

「知の系譜」文庫収蔵一覧 Rare Books Collection List

展示会

本学が開催・関与した稀覯書の展示会です。

西洋を築いた名著展

期間:1995年8月23日~9月4日
場所:広島センター街8階
広島ホームテレビ、朝日新聞社主催
1995年8月に広島ホームテレビ開局25周年記念事業として開催され、本学所蔵の稀覯書60点を出展しました。

グーテンベルク革命

期間:2000年12月4日~9日
場所:広島経済大学図書館エントランスホール
アメリカの写真誌LIFEのアンケートで、この千年紀で最も重要な出来事の第1位に選ばれたのが、グーテンベルクによる聖書の印刷でした。そこで、グーテンベルクと活版印刷術をクローズアップし、本学所蔵の15世紀に印刷された書物(インキュナブラ)を展示しました。

書物のルネサンス展

期間:2007年10月3日~14日
場所:旧日本銀行広島支店
石田学園創立100周年を記念し、15世紀~18世紀にかけて印刷された名著100点を展示しました。

ひろしま美術館「本で彩る美の歴史」

期間:2010年10月2日~11月7日
場所:ひろしま美術館
ひろしま美術館の特別展として開催され、「グーテンベルク聖書」(零葉)や「エジプト誌」、近代の美本として名高いケルムスコット・プレスの全出版書籍など、本学所蔵の稀覯書約80点を出展しました。