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 2003年度指導・育成計画書を岡光監督が発表しました。(2003.02.01)

指導・育成計画
 昨年は、中国学生リーグ戦で5勝1分1敗の成績にて優勝。念願の全日本大学選手権へ出場することだができ、広島経済大学サッカー部の新たな記録を刻むことができた。
 初戦で、準優勝校の国士舘大学に1対2で惜敗する結果となったが、選手達はよく頑張り、この時点では100%の力を出し切ったものの、「総合的には我がチームの力不足を痛感させられた一戦」でもあった。
 「地方区」では通用しても、「全国区」では通用しないのは何なのかを学ぶことができ、貴重な体験をすることができた。
 今年は、昨年度の反省点を踏まえ「個々の能力を重点的にレベルアップ」し、「全国区で対等に戦える集団」に仕上げていきたい。

目標
 昨年は、日本と韓国との共催で行われた2002FIFAワールドカップで、日本代表はグループリーグ突破という目標を達成した。ベスト16進出という快挙は、多くの人々の心に残された興奮・感動とともに日本サッカー界にとって大きな財産となった。
 この記念すべき年に、我がチームも中国学生リーグで優勝。全日本大学選手権大会に出場できたことは、生涯忘れ得ぬ記憶と記録として残り、広島経済大学サッカー部にとっても意義深い大きな財産となった。
 今年も、昨年の貴重な体験を生かしてトレーニングを積み重ね、新たな記録を刻むべく「以下の地方区の大会で優勝」し、「真の全国区(ベスト8進出)」に導きたい。
 ☆総理大臣杯  ☆天皇杯  ☆中国学生リーグ

フォーメーション
 Jリーグを模範とすれば、ジュビロ磐田・清水エスパルス等、多くのチームが採用している3−5−2システムで、スピード豊かな攻撃と安定した守備が理想である。
 昨年は、この3−5−2システムをシーズン開始の早い段階から訓練し、バランスのとれた理想に近いフォーメーションとすることができた。
 しかし、このシステムは個々(特にサイドMF)の高度な運動量を必要とするため、90分間のゲームの中で、攻守の切り替えが遅くなる等の問題点を残した。
 今年は、3−5−2システムを更に進化させながら、3−4−3または3−6−1システムを試し、選手個々の能力・特徴を最大限に生かしつつ、対戦相手との力関係(ゲーム中の戦況も含む)によって、臨機応変に柔軟性をもって対応したい。

スローガン
 昨年は、「スピードandバランス」を目指し、地方区では充分に通用し満足できる内容であった。しかし、全国区では通用する部分もあったが、通用しない部分も多くあることが理解でき、貴重な体験をすることができた。
 今年は、昨年の反省点を踏まえ「より早く・厳しく・正確に」をチームのスローガンとし、更なる飛躍をなすべく、チーム一丸となって邁進していきたい。


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