広島を学ぶ

1.「広島を学ぶ」とは

被爆者も高齢化しヒロシマの記憶が薄れつつあります。
この記憶の伝承が途絶えた時、人類は同じ過ちを犯してしまう可能性が高まるのではないかと危惧されています。
現在、若者たちへの伝承をいかに行うかが、各所で大きな問題になっており、いろいろな試みが行われていますが、どのような形で行えばよいのか、決定的なものは出ていないように思われます。
これはヒロシマの記憶だけではなく、戦争がもたらした記憶の多くに通じることであります。

本講座では、実際に広島を歩き、机上の知識としてだけではなく、身体を通じてヒロシマを理解することを目指したものであり、人間一人ひとりのいのちの重さに視点を当ててより深い理解を目指します。
本講座により広島の歴史を踏まえた人生観が育つことを期待します。



2.授業内容

広島は昭和20年たった一発の爆弾で壊滅しました。
そこでどのようなことがあったのか、人々はどのように死んでいかれたのか、また生き抜いてこられたのかを、当時をしのび、被爆証言者の講話や、爆心地復元活動の報告などを聴講し、実際に遺跡を自分の足で歩き、被爆者が逃げ惑った道を移動してみることによってヒロシマを見つめます。
さらに広島は原子爆弾による被災地としてだけではなく、戦争遂行のための要地としての性格を持ちます。

戦争を見つめ、生と死について多くのことを学びとることができる貴重な地であり、それらを現地でじかに学ぶことで、あの戦争は一体何だったのかを考え、理解し、今後の生き方の参考となるものを探ります。
 



これまでに行われた広島を学ぶについてはコチラ