オキナワを歩く




1.「オキナワを歩く」について

なんのために“オキナワを歩く”を行うのか


まず大前提として、「戦争」「死」について真剣に考えるということです。
修学旅行の平和学習や、ただの「しんどい体験」というわけではありません。歩くコースを自分たちで決め、多くの方のご講演を拝聴します。講師の方々は戦争を実際に体験された方々で皆様ご高齢です。
長時間の活動が難しく、次の世代へ伝えることが出来なくなっています。つまり私たちの体験は、二度と再現することができません。
本活動は、沖縄の戦時中の状況をイメージしながら、徒歩での巡礼を通していのちをみつめる、“歩く速さでいのちをみつめる”を全体のテーマとしています。

沖縄を歩く際、常に考え、学びながら歩く。当時そこで何があったのかを本や資料で学ぶことはどこでもできますが、実際にその場所に足を運ぶことでしか感じたり、考えたり出来ないことが必ずあります。
当時の学徒隊は、爆弾がいつ落ちてくるかわからない中、おびただしい死体で足場がないような道を歩いていました。中には「もし砲弾が当たるなら痛みなくバラバラに死ねる直撃がいい」という気持ちの方もいらっしゃったそうです。
学徒隊の主な仕事は看護活動や飯上げです。病院となっている壕の中には手足がなくなった患者さんや、大火傷をおい、水を飲みたくても飲めない患者さんであふれかえり、身体がガスでパンパンになりウジ虫が湧いている遺体が転がっていたそうです。撤退命令が出た際には、動けない患者さんに手榴弾や青酸カリなどを手渡していました。逃げる際には倒れている友達を乗り越えて進むこともあったそうです。
私たちはそんな患者さんの気持ちや学徒隊の人々の声なき声を真剣に聞き取らなければなりません。


ゼミのモットーである、やるときはやる、という精神で、「声なき声を聴ける」よう、真剣に沖縄戦の歴史を受け継いでいます。

2.活動内容


上記した通り、私たちの活動は「戦争」や「死」について考えるものです。中でもこの「オキナワを歩く」はかつての戦場となった場所を実際に歩き、自分の目と耳、身体の全てで当時を感じていく活動です。
更に、徒歩での巡礼を行う上で、私達は当時の学徒隊や兵士達となるべく近い環境で追体験を行う為、一日の食料はカロリーメイト三箱のみ。ミネラルウォーターとポカリスエットで水分を補給しながら自分たちで設定したルートを辿ります。かなり厳しい状況での巡礼となりますが、当時の兵士や学徒隊の方たちの苦難や辛苦に少しでも触れることができると思います。


これまでに9回行われたオキナワを歩くの活動についてはコチラ